色々な用語を覚えてみましょう
FXやっていると、Bid(売値)とか、Ask(買値)とか、色んな用語を覚えると思います。
メタエディタでは、「Bid」と入力すると、「現在の売値」をそのまま読み取ってくれます。ドル円なら、Bid=108.965円とかの現在値を読み取ります。
このように、トレードに使いそうな「値段」「時間」「通貨」「時間足」などの用語が設定されていて、チャート上の情報を読み取ったり、「売値(Bid)が●●円になったら…」とか「ドル円のチャートの1時間足を見てくれ!」などの命令をしたりする際に、この用語を使用していきます。
…ということで、色んな用語を覚えてみましょう。
色んな用語
用語とか、難しそう…と感じるかも知れませんが、意外に直感的に分かる用語になっています。例えば時間なら「Hour()」です。そのまんまですね笑。これで、チャート上の現在の時間を読み取ることになります。
とりあえず、使い方は今後学ぶとして、色んな用語に慣れていきましょう!
用語 | 意味 |
_Symbol | チャートの「通貨ペア名」 |
_Period | チャートの「時間足」 |
Bid | 現在の「売値」を読み取る |
Ask | 現在の「買値」を読み取る |
Hour() | 現在の「時間」を読み取る |
Minute() | 現在の「分」を読み取る |
Seconds() | 現在の「秒」を読み取る |
チャート上に表示させてみる
先ほどの用語を使用して、チャート上に表示させてみましょう。チャートの情報が読み取られていることが分かります。
その①で学んだ、コメント関数(Comment)を使って各用語の中身を表示させるプログラムを作ってみます。
と入力すれば、チャート上には「Bid=108.905」といった結果が表示されるハズです。
ちなみに、関数の()の中に連続して記述する際は、区切り「,」が必要になります。この例では、「”Bidは?”」というコメントと、「Bid(現在の売値)」を連続して書いてるので、間に「,」を入れてます。
ついでに改行のコマンドも覚えておきましょう。「”\n”」です。
これらを駆使して、用語の情報を表示するプログラムを組んでみると…こげな感じです。
“通貨名=”,_Symbol,”\n”
“時間軸=”,_Period,”\n”
“Bid=”,Bid,”\n”
“Ask=”,Ask,”\n”
“時間は?=”,Hour(),”\n”
“分は?=”,Minute(),”\n”
“秒は?=”,Seconds()
);
時間軸の単位は、「分」です。日足のチャートなら、1440/60=24時間なので、1440分と表示されます。4時間足だったら、240分。1時間足だったら60分です。
計算式を練習しよう
ここまできたら、足し算、引き算などの計算式の練習もしてみましょう。
足し算 | + |
引き算 | – |
掛け算 | * |
割り算 | / |
これは直感的にわかりますね!またまたコメント関数を使って、色々な計算をさせてみましょう。一番下の様に、先ほどの用語(Ask等)を使っての計算も可能です。(現在の価格が109.354だったので、0.1された109.454が表示されました)
“1+2=”,1+2,”\n”
“9-2=”,9-2,”\n”
“5*5=”,5*5,”\n”
“9/3=”,9/3,”\n”
“Ask+0.1=”,Ask+0.1
);

まとめ
- 色々な用語(BidとかAskとか)は、チャートの情報(数字)を読み取ってくれるので覚えておくべし。
- 改行のコマンドは、「”\n”」
- 足し算「+」、引き算「-」、掛け算「*」、割り算「/」は、必須!
次からが結構FXのプログラムっぽい内容になってきますよー!お楽しみに!
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