勝てる波形、負ける波形には特徴がある!?
僕は、ダウ理論を使って1時間足のトレンド分析をして、高値・安値のブレイクポイントを狙ってエントリーを繰り返します。
基本的には、淡々とトレンド発生と継続の場面で注文をしたいのですが、「何か負けそう…」というときは、エントリーを見送ります。
これは、完全に僕の「直感」による判断です。
「直感」というと適当な感じがしますが、過去のトレード経験からきているものです。
本当は、水平線、移動平均線など、他のテクニカル要素を組み合わせ、2~3つと根拠が揃った場面に絞り込むのがベストなのかもしれません。
しかし、全てのテクニカル要素を消去した僕は、波形を見て直感的に判断をしています。
大した定義づけはしていません。
これは、相場の未来なんて誰も分からないのだから、「考えすぎてもしょうがない」という諦めも入っています笑。
僕みたいな素人には、このくらいがちょうどよいです。
僕の「直感」が、誰かの役に立てばと思い、この記事を書きます。
ご参考になればいいですが・・・
勝てそうなところ
(重要度★★★)押し安値/高値、戻り高値/安値の値幅がいい感じの場面(50~60pips)
1時間足のチャート画面を見たときに、こんな感じだったら、「予約注文しようかな」となります。
僕のトレードは、ここから高値・安値を更新して30pips伸びることを期待しています。
適度に伸びて、適度に押し目を作るキレイなN波形を描いている時が期待値が高いです。
よくテキストで見る、波形の値幅計算の原理を自然に狙っていることになります。
このように、N波形の中でどこを狙いたいかは、意識するといいと思います。
(重要度★★)日足が伸びた後の反転(調整)の場面
僕は、ほぼ1時間足しか見ませんが、注文する価格が、日足のどの位置にいるかは当然意識します。
例えば、日足が1週間くらい陽線続きで、久しぶりに陰線がでたとき、一旦、日足の調整でこの陰線が続くことを期待して、1時間足のブレイクポイントでエントリーします。
「上がった相場は一度下がる」という単純な考え方ですね。
但し、日足の勢いがある方向に対しては逆になるので、深追いには注意ですが、割とチャンスな場面が多いです。
(重要度★)長期トレンドと方向が一致する場面
日足が下降トレンドなら、1時間足でショートできそうな場面を狙ってエントリーすると、日足のトレンドに逆らわないという面で、とても安心感があります。
ただ、この考えに縛られると、エントリーチャンスが劇的に少なくなります。
下降トレンド中の調整上昇もとりたいし、レンジ中の上下も取りたいと思ってしまいます。
また、「日足が下降トレンドだからショートしときゃ安心」と思いがちで、結構痛い目を見ることもあります。
そもそも僕は、たかが30pipsの勝負を繰り返しているだけなので、あまり気にし過ぎないようにしています。
大きな値幅を取りにいく人にとっては、最も重要な考えであることは間違いないです。
負けそうなところ(注文を避けるところ)
(重要度★★★)押し安値/高値、戻り高値/安値の値幅が広すぎる場面(90~100pips)
高値更新後、大きく伸びた時は、このようなケースになることが多いです。
勢いがあるときは、この後の高値更新も期待できるのですが、直感的に「カウンター喰らいそうだな」と感じる場面だと思います。
僕は、この場合はエントリーを控えることが多いです。
(押し目がいい感じだったら入ることもありますが…)
また、押し安値/高値、戻り高値/安値の値幅がいい感じ(50~60pips)のときでも、チャート画面を見た時に、現在の価格が高値/安値から遠い時は、その時点では予約注文はしません。
その日中に高値/安値に届かず注文が入らない場合が多いですが、仮に注文が入った場合、急騰、急落のヒゲに狩られて終わる可能性が高くなります。
(重要度★★)N波形の押し目が浅い場面(20pips以下)
押し目は、これから高値・安値を更新して伸びるためのパワーを蓄えている感じで捉えています。
ですので、図のように押し目が浅い場合は、これから伸びるパワーが不足しているかもしれないと感じ、エントリーを見送ります。
(重要度★★)長いヒゲの高値安値を更新しようとする場面
高値・安値のラインが、目立った長いヒゲの先端にきている時は、積極的にエントリーはしません。
長いヒゲをつけたということは、そこに強い買い・売りが入った可能性が高く、次もやられる可能性が高いと判断します。
(重要度★)長期トレンドと方向が逆の場面
僕は、日足が下降トレンドのときでも、1時間足で上昇トレンドが発生したら、ロングを狙いますが、「日足のトレンドに逆らっている」という意識は必要です。
天井・大底をつかんで一瞬で負けてしまうことも視野に入れてエントリーする必要があります。
天井・大底をつかんでしまったときは、しかたない…と考えるしかないです。
ボラが大きい場面は勝負しない
この記事を書いていて気づいたことなのですが、自然とボラティリティが高い相場では、僕は勝負を仕掛けていないようです。
自分にとって、ちょうどよい値動きのときを狙って、エントリーを考えています。
記憶に新しい話では、コロナで相場が荒れたときも、すごく楽しそうだな…と思いながらも、僕はぼう然と眺めることしかできませんでした笑。
そもそも30pipsとるかとられるかの勝負に全てを懸けていますので、このような相場には、参加しないことにしています。(ギャンブル精神が燃え上がってしまうので…笑)
自分にとって「イイ感じ」の波形を見つけよう!
この記事では、値幅の目安(何pips)を示しましたが、実際は全く定義付けはしていません。
大体の目安で考えています。
慣れてくると、チャートを見た瞬間、「おっ、イイ感じの波形っ♪」となります。
割と直感的な感じです。
しかし、この直感こそ、これまでのトレード経験からくるものだと考えています。
皆さんのイイ感じの波形探しに、この記事が参考になれば幸いです。
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