Ludwig ジャズフェスティバルとは
1960年頃製造されたLUDWIGの木胴スネアです。
ビートルズのリンゴスターが使用したスネアとして有名です。
特にこの「BLACK OYSTER PEARL」のカバリングは、リンゴスターと同一カラーとして人気です。
仕様
- サイズ:14″×5.5″
- シェル:マホガニー/ポプラ/マホガニーの3plyにメイプルのレインフォースメント
- フープ:8テンション ブラスフープ
- カラー:ブラックオイスターパール
一体、僕のは何年製なのか?
このスネアが何年製なのか、構造から読み解くことができます。
キーストンバッジ
このLUDWIGの社名が入ったバッヂですが、シリアル番号がありません。
このプレシリアルのバッヂは、1960年〜1963年頃の期間で生産されたとされています。
LUDWIGの上に6桁の番号が書いてある場合は、1964年以降製造品とのことです。
シリアルナンバーからざっくりと製造年がまとめられているサイトがあります。ご参考に。
配置(ミュート→バッヂ→ストレイナー)
左からミュート→バッヂ→ストレイナーと3連続で続いています。
これが、1962〜1963年頃の仕様と言われていますが、真相は不明です。
シェル内部のスタンプ
この頃のLUDWIGの木胴スネアは、内面が白色に塗装されています。
僕のはかなり剥がれてますが…笑。
この内部に、製造年月のスタンプが押してあります。
これ、どう見えます・・・?木目と重なって一瞬「1965年」のよう見えるのですが、ライトを当ててよーく見てみると、「1963年」のスタンプ跡があるように見えました。
見間違いですかね?(汗)
- バッヂがプレシリアルであること→1960〜1963年製
- 配置がミュート→バッヂ→ストレイナーであること→1962〜1963年製
- 製造年月スタンプが1963年であること(多分)
以上の情報から、僕のジャズフェスティバルは、「1963年製」と推測します!
その他の写真
ベースボールバット型のミュート。固定がないので、演奏していると、倒れてきます笑。
内面。白塗装がされていたはず…赤色フェルトのミュートもたまりません。
大事なところなのですが、僕のブラックオイスターのカバリングはオリジナルなのでしょうか?

この荒々しい接着の仕方…
これがオリジナルか貼り直しかで価格は数十万変わってきますね。
でも、深い味わいのある柄を再現してるんですよねぇ(現行の復刻とはちがう)
詳しい人、鑑定をお願いします!
ホンモノは、カバリングがシェルに巻き込まれているという説もあります…
僕のは巻き込まれてないです。
そもそもカバリングが巻き込まれた形跡もないです。
これが年代によって異なるのかが、いくら調べても不明なんですよねぇー。

ほんとに、詳しい人、どうぞ鑑定よろしくお願いします。
サウンド(動画)
※動画準備中!
復刻版もアリ
1960年代のジャズフェスティバルは、10万前後。
特にブラックオイスターのカラーは、状態がよければ40〜50万くらいのプレミア価格になります。

僕のは本物なんでしょうか…?
2013年頃に、LUDWIGさんが復刻モデルを出し、楽器屋でも見かけるようになりました。
ブラックオイスター柄も復刻されていて、かなりかっこいいです。
試奏もしたことありますが、オープンなサウンドで、扱いやすい印象でした!
どうしてもブラックオイスター柄のジャズフェスティバルが欲しい!という方の欲求を十分に満たしてくれる良いスネアと思います!
⭐️ビンテージスネアの色々な記事です。よかったらみてね(๑╹ω╹๑ )
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